美しきチャレンジャー(1971年)




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目次
Introduction
あらすじ
高樹蓉子の役、出演回
「美しきチャレンジャー」の主な出演者

高樹蓉子の出演場面の内容
13回目へ
16回目へ
17回目へ
18回目へ
19回目へ
22回目へ
23回目へ
25回目へ
26回目へ
29回目へ

「美しきチャレンジャー」の視聴率
その他
「美しきチャレンジャー」出演時の高樹蓉子の写真


Introduction
 実は、私が高樹蓉子を初めて知ったのは「美しきチャレンジャー」のDVDを見たのがきっかけだった。この番組は高樹蓉子にとって、それまで出演してきたテレビの中で一番大きな番組で非常に重要な役をしていた。放送は日曜日の夜7:30〜8:00のゴールデンタイムで、TBSで日本中に放映され、前回のスチュワーデスものの「アテーションプリーズ」に比べると人気度は低かったが、当時のボーリングブームとあいまって、20%前後の視聴率を取っていたようだ。4月から10月中旬まで29回放送された。


番組のあらすじ
この作品はボーリングをめぐる主人公、小鹿みどり(新藤恵美)の入社時から全日本女子ボーリング選手権の優勝までを述べた。先輩部員からのいじめ、会社の合併、右腕の腱鞘炎などのいろいろな困難にぶち当たりながら達成する。
(この番組は小鹿みどりが入社して1年以内に優勝を達成するのだが、これには無理があるような…)


高樹蓉子の役、出演回
高樹蓉子の出演は13,16,17,18,19,22,23,25,26,28,29回目(28回目は写真のみ)
(このうち、16,17回目で良く出演していた)

高樹蓉子の役名は松木幸恵。主人公、小鹿みどり(新藤恵美)の高校の同級生で、高校時代、ハードル競技の良きライバルだった。しかし、松木幸恵が脚部腱鞘炎により鹿児島に転校し、大空への憧れから、日本航空のスチュワーデス(この番組は前回の「アテーションプリーズ」と同様に日本航空が協力していた)になる。その後、日本航空のボーリングクラブに所属する。
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「美しきチャレンジャー」の主な出演者
新藤恵美:小鹿みどり役。父親(中村竹弥)が経営する小鹿フルーツの娘で、父親、母親(風見章子)はボーリングを娘がやるのは当初反対していた。高校時代に高峰(森次晃嗣)と出会い、ボーリングをやる事を決意する。

森次晃嗣:高峰明久役。PM商事、ワールド商事のコーチをする。アメリカに留学したプロボーラーでもある。

進千賀子:七瀬茜役。PM商事の秘書課に勤め、彼女自身ある会社の重役(伊藤雄之助)の娘でもある。気が強く、負けず嫌いの性格。生意気な新人小鹿みどり(新藤恵美)をなにかといじめる。

松尾悦子:里見のり子役。松木幸恵(高樹蓉子)、小鹿みどり(新藤恵美)とは同級生だが、父親の交通事故死によりアルバイトをしながら高校に通っていた。将来はプロボーラーになり、金を稼ぐ事をめざし、ボーリング場に勤める。ライバルに対しては非常に冷たい。

紅理子:上田亜子役。小鹿みどり(新藤恵美)と同期にPM商事へ入社した。ボーリングには全く興味が無いが、小鹿みどりの勧めで入部する。非常におちょこちょい。

左時枝:三波玲子役。ワールド商事の重役の娘で、自分が1番で無いとすまない性格。さらに、重役の娘の力を傘にして、ワールド商事の監督を次々に変えてしまう。ワールド商事とPM商事の合併後のキャプテンとなるが、何かにかと、コーチの高峰(森次晃嗣)と対立する。決勝戦まで残るが、決勝トーナメントで小鹿みどり(新藤恵美)に敗れる。

リンダ ベル:牧原ユミ役。ワールド商事に所属し、第1次予選では1位だったが、交通事故で第3次予選を棄権してしまう。元プロボーラー牧原秀人(長谷川明男)の妹で、彼は牧原ユミを一流のボーラーにしようと特訓する。

馬場恵子(後の岡田奈津子):山村正子役。ワールド商事に所属し、三波玲子に最も近い仲。第1次予選では2位。決勝までは出場するが、5位以内には入れなかった。
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高樹蓉子の出演場面の内容

13回目
小鹿みどり(新藤恵美)たちPM商事ボーリングクラブのメンバーは北海道合宿の帰りの飛行機で、たまたまスチュワーデスとして乗務していた松木幸恵(高樹蓉子)に出会う。この旧友の再会に小鹿みどりはうれしくなり、コーチの高峰(森次晃嗣)に幸恵の高校時代のことを話した。この後高峰が言った言葉が印象に残っている
「スポーツだけが人生じゃない、スポーツは人生の一部なんだ。」と。
飛行機が離陸し、巡航高度に達すると、松木幸恵はおしぼりを各席に配っていた。小鹿みどりのところを配り終えると、小鹿みどりはコーチの高峰を松木幸恵に紹介し、松木幸恵と小鹿みどりがお互いにボーリングをやっていることを知る。
「美しきチャレンジャー」13回目にて
 高峰(森次晃嗣)に松木幸恵(高樹蓉子)を紹介する
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16回目
小鹿みどり(新藤恵美)たちPM商事のメンバーが全日本選手権第一次予選に向かう日本航空機内で松木幸恵に出会う。このとき、松木幸恵はスチュワーデスとして乗務していた。
次の日、小鹿みどりたちのチームが第一次予選の会場に入るとき、松木幸恵と出会い、小鹿みどりたちは松木幸恵が全日本選手権に出場することを知る。第一次予選の第3回戦では小鹿みどりと松木幸恵が隣のレーンで対戦する。そのとき、小鹿みどりは魔球の練習で腱鞘炎にかかった右腕の痛みが再発する。松木幸恵やPM商事のコーチ高峰の心配をよそに、小鹿みどりは倒れてしまう。

鹿児島への遠征試合に向かったPM商事のメンバーは、着いた林田温泉のホテルで松木幸恵と出会う。そのとき、小鹿みどりは泣きながら彼女の悩みを松木幸恵に訴えるのだが、松木幸恵もどうしたらよいか困惑し、ついに松木幸恵は小鹿みどりに「辞めちゃいなさいボーリングなんて。友達として言えるのはそれだけよ。」と、冷たい言葉で薦める。(松木幸恵が小鹿みどりに冷たい言葉を言った場所は「愛の戦士レインボーマン」でサイボーグになったキャシー(高樹蓉子)とダイアナ(山吹まゆみ)がレインボーマンと戦った場所と同じ)
「美しきチャレンジャー」16回目にて
  小鹿みどりの腕を心配する松木幸恵
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17回目
ボーリングを辞める事への悩みから、小鹿みどりは朝早く鹿児島の街の中をさ迷い歩いた。松木幸恵は小鹿みどりを心配し、後を付けていた。PM商事のメンバーはホテルから小鹿みどりが姿を消したことに気づき、辺りを探し回ったが結局見当たらなかった。そのとき、高峰の元へ松木幸恵から電話がかかってきた。それは
「みどりさんのことについてお話があります。試合前でお忙しいでしょうか、ちょっとお会いできないでしょうか。」ということだった。

高峰が松木幸恵のところへ来ると、松木幸恵は昨日言った言葉の反省から、
「高峰さん、出すぎたようですが、みどりさんのことは私に任せて頂けないでしょうか。あの人あそこまで思い詰めさせたのは私の責任なんです。」とお願いし、高峰もそれを松木幸恵にお願いした。松木幸恵は小鹿みどりのそばへ来ると、小鹿みどりは昨日の冷たい松木幸恵の言葉から松木幸恵を避けようとした。しかし、松木幸恵の過去の告白を聞くうちに、少しずつ、小鹿みどりがボーリングを辞める決心を固めつつあった。最後に小鹿みどりがボーリングを辞めることを松木幸恵に告げると、松木幸恵は左投げを小鹿みどりに薦めた。しかし、左投げが自分には絶対できないと言う小鹿みどりに対して松木幸恵は腹が立ち、小鹿みどりをひっぱたいてその場を去る。
高峰のところに来た松木幸恵は小鹿みどりの説得が失敗したことを詫びた。そのとき、小鹿みどりがボーリング場に現れた。好調な七瀬茜(進千賀子)を見るなり、ライバル心を燃やし、左投げに挑戦することを決意する。始めは左手でボールを投げられなかったが、松木幸恵のサポートにより、ほとんどはガータだが、投げられるようになった。しかし、小鹿みどりの左投げは今後、紆余曲折が起こる。
「美しきチャレンジャー」17回目にて
  思い悩む小鹿みどりに声をかける松木幸恵
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18回目
みどり(新藤恵美)の所属していたPM商事はワールド商事と合併した。これによってボーリング部も合併する。その後、右腕が使えないみどりは休日に羽田空港に行き、乗務前の松木幸恵(高樹蓉子)に会う。そこでみどりは左投げに挑戦する事を告げるのだが、牧原ユミ(リンダ・ベル)との左投げ同士のキャプテンを決める試合で負けてしまい、みどりはショックを受ける。
この回と次の回はゲストとして田崎潤が出演する。元々は高峰(森次晃嗣)の大学時代のボーリング部の恩師だが、このときはワールド商事のコーチをしていた。高峰がコーチをやめる事を聞き、彼はワールド商事のコーチを辞め、高峰を推薦し、ワールド商事のコーチになる。
「美しきチャレンジャー」18回目にて
 小鹿みどりは松木幸恵に左投げに転向した事を伝える
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19回目
牧原ユミ(リンダ・ベル)との対戦で負けたみどり(新藤恵美)はその悔しさからひそかな特訓をする。ボウリング場での練習も夜遅くまで続いた。
同じく夜遅くまで同じボーリング場で練習していた松木幸恵が左投げで初めてストライクを出したみどりを見て拍手し、近づく。そして幸恵は「
みどりさん。こんなに早く成長するとは思っていなかったわ。」さらに「指を見せて。」みどりの左親指は練習により血が出ていた。幸恵は冗談(?)で「このままでは大阪での2次予選の一位を奪われてしまうわ。私も頑張らなくちゃ。」と言い、幸恵は去っていった。
(この回のやさしい言葉を掛ける高樹蓉子が非常に良かった。さらに笑顔もすばらしい!)
しかし、そこでは営業時間を過ぎてもまだ練習をしている男と女がいた。それは牧原ユミと牧原秀人(長谷川和男)だった。彼らは毎日夜遅くまで特訓を続けていた。
「美しきチャレンジャー」19回目にて
夜遅くまで練習をしている小鹿みどりに声をかける松木幸恵
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22回目
視力を失った小鹿みどり(新藤恵美)はそれにもかかわらず牧原ユミ(リンダ ベル)に勝った。
大阪での第2次予選大会が迫っていた。ある日、第2次予選の委員だった高峰(森次晃嗣)はワールド商事のメンバーにレーンコンディションを小鹿みどり(新藤恵美)に言いそれを部員のメンバーに知らせるため、メモを取ったが、それを三波玲子(左時枝)に盗まれてしまった。そうとは知らず小鹿みどりは探し回った。しかしメモは見つからず松木幸恵(高樹蓉子)に相談するため、ある喫茶店に入った。。そのとき、その喫茶店には里見のり子(松尾悦子)がおり、そこでレーンコンディションのメモを三波玲子(直接里見のり子に渡したのは喫茶店の店員)から密かに受け取った。松木幸恵と小鹿みどりはそうとは知らず、小鹿みどりはメモの件で意気消沈していた。そこで松木幸恵は「さあ、元気を出して。小鹿さんらしくも無い。」と小鹿みどりを励ました。
この事件で動揺した小鹿みどりは大阪大会で不振だった。試合の終盤、7ピン、10ピンのスプロットが出た。この瀬戸際に立たされた小鹿に対し高峰は右投げを勧める。
「美しきチャレンジャー」22回目にて
   喫茶店で小鹿みどりを励ます松木幸恵
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23回目
大阪大会で右投げで投げようとする小鹿みどり(新藤恵美)は松木幸恵(高樹蓉子)らの心配をよそに7ピン、10ピンのスプリットを倒すため、右投げでこれを倒した。その頃七瀬茜(進千賀子)は3回目でパーフェクトを出した。
これによる試合の結果はパーフェクトを出した七瀬茜が1位、里見のり子(松尾悦子)が2位、松木幸恵が3位だった。旧PM商事のメンバーの上田亜子(紅理子)はこの予選を通過できず、試合後しばらくして、ボーリング部を辞めようとする。
この試合で七瀬茜が1位になったことを良く思わない三波玲子(左時枝)らは「七瀬がパーフェクトを出せたのはレーンコンディションを知っていたからだ。」と非難した。これは松木幸恵が小鹿みどりと一緒に喫茶店にいたことで容疑が晴れた。
「美しきチャレンジャー」23回目にて
 
小鹿みどりがレーンコンディションのメモを見ていないことの証人になる松木幸恵
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25回目
牧原ユミ(リンダ ベル)は三波玲子(左時枝)の下を離れ、高峰(森次晃嗣)に戻ろうとしたとき交通事故に合い、複雑骨折になり、名古屋の3次予選に出られなくなってしまった。入院中のユミから小鹿みどり(新藤恵美)は左投げのボールと右投げのボールをもらい3次予選に参加した。
3次予選の小鹿は絶好調で1位となった。2位は里見のり子(松尾悦子)で松木幸恵(高樹蓉子)は4位だった。退部していた上田亜子(紅理子)らはボーリング部へ復部する。
1位になった小鹿は三波から1位になったら必ずそこから落ちるジンクスを聞かされる。

1位になった小鹿に勝利をたたえる松木幸恵

26回目
第3次予選後、三波玲子(左時枝)はキャプテンを辞退することをコーチの高峰(森次晃嗣)に告げ、高峰は考えた末、決勝戦が近いため、キャプテンは置かないことになった。
決勝戦に残った10人は決勝戦前の保養にと鳥羽へ4日間招待された。そこでライバルの激しい練習を見た小鹿みどりは不安に駆られた。松木幸恵(高樹蓉子)も朝早くから練習に励んでいた。特に決勝に絶対勝ちたい里見のり子(松尾悦子)は必死だった。

早朝からランニングをする松木幸恵(左)

29回目
全日本ボーリング選手権大会の決勝戦が開始された。決勝戦には第3次予選の上位10名が3ゲームを行い、その上位5名が決勝トーナメントへ進む。決勝トーナメントは5位と4位が1ゲーム行い、その勝者が3位の選手と戦ってその勝者が2位の選手と最後は1位の選手と戦う。3ゲーム終了後、5位までになった選手は1位が七瀬茜、2位は松木幸恵、3位は里見のり子、4位は三波玲子、そして5位は小鹿みどりだった。
5位の小鹿みどりは三波玲子、里見のり子を僅差で破り、松木幸恵と七瀬茜に対しても1,2点差の接戦で破る。
最終的に松木幸恵は3位となり、国際選手権に出場が決まった。

世界選手権に出発する3人(左から松木幸恵、七瀬茜、小鹿みどり)

「美しきチャレンジャー」の視聴率
「美しきチャレンジャー」の視聴率は始めこそ27%だったが、4回目になると「日曜日だヨ!ドリフターズ」(日本テレビ)が始まり、視聴率は17%代に下がった。その後も色々と視聴率を上げるため、魔球などの特撮を行ったりしたが、なかなか視聴率が上がらなかった(「日曜日だヨ!ドリフターズ」も意外に「8時だョ全員集合」に比べると視聴率は半分程度だったため、1年程度で番組は終了した)。
その他のスポコンドラマも低迷していた。特に「美しきチャレンジャー」の前(日曜日の7:00〜7:30) に放映していた「ガッツ・ジュン」は10〜15%で前回同じ時間に放映していた「柔道一直線」よりも10%位低かった。他に東京12チャンネルで放映していた「ワン・ツウ・アタック」は7%台だったため、人気の出てきた岸ユキ、皆川妙子を起用した。
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その他
「美しきチャレンジャー」23回目は長谷部安春監督が担当していた関係で、小林旭がゲストで出演した。これは高峰をコーチの座から引き摺り下ろす三波玲子(左時枝)の策略だが。

この撮影は国際放映が担当している。国際放映は東宝の子会社だが、なぜか日活に所属している高樹蓉子が出演している。「実写版あしたのジョー」は国際放映のスタジオでも撮影している。これが関係していると思われる。

初めの方ではPM商事には男性部員がいたが、高峰がコーチとなるといなくなっていた。どこへ行ったのか。

「美しきチャレンジャー」のスポンサーは現在色々と問題になっている「不二家」。テレビのシーンでも良く不二家のネクターが出てくる。

『週刊TVガイド』の1971年2月の予告広告によると城野ゆきが七瀬茜役で出る事になっていたが、進千賀子に代わった。

長谷川明男と新藤恵美はこの番組で共演し、1973年に婚約して、1974年に結婚したが、実は「美しきチャレンジャー」の前に、NHKのドラマ「天使の羽根」で恋人役同士で共演している。
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「美しきチャレンジャー」の出演時の写真
「美しきチャレンジャー」17回目で 「美しきチャレンジャー」17回目で
PM商事のコーチ高峰(森次晃司)                        左投げに変えた小鹿みどりを励ます

「美しきチャレンジャー」29回目で
  全日本選手権決勝戦で(左が進千賀子)

「美しきチャレンジャー」13回目で 「美しきチャレンジャー」17回目で
スチュワーデスの格好をした高樹蓉子(2枚)
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