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    荒野の用心棒(29回目)


           目次
            1.Introduction
            2.隅田和世の役
            3.主な登場人物
            4.あらすじ
            5.その他
  
             

1.Introduction

「荒野の用心棒」は1973年4月から12月末まで39回、NET(現テレビ朝日)で放映された1時間の時代劇番組。三船敏郎が主演していた人気番組の「荒野の素浪人」の続編として製作している。時代は徳川末期で、世の中が混乱している時代、鉄砲を扱う秋月左馬之介(夏木陽介)、爆弾を扱う速見雷蔵(竜雷太)、剣の達人の谺(こだま)鬼十郎(渡哲也)の三人が凶暴な敵から庶民を守る用心棒として活躍する物語。このほかにも「荒野の素浪人」でも同じような役をするすっぽんの三吉(坂上二郎)や、くの一の流れ星のおりん(篠ひろ子)が出演している。
製作は三船プロで、その関係からか三船敏郎も何回か出演している。さらには三船の関係で、東宝もサポートしている。

2.隅田和世の役

役名はお葉。お滝(原良子)をリーダーとする丹波、但馬女郎屋や金蔵を密かに襲う卍と呼ばれる集団の一身で、サブリーダー的な役割をしていた。なぜか最初の女郎屋での病死卍が襲うとき急に生き返るのと代官らとの戦いで最初に敵に向かい、鉄砲に撃たれるのだが、不思議に生き返る不死身の女だった。
隅田和世は最初から最後まで出演し、色々な場面で出演シーンが見られた。
彼女の時代劇をいくつか見たが、その中でもこの番組が印象深い。
  
女郎屋で病気になったお葉。             お葉が用心棒たちに訴えるシーン

3.主な登場人物

原良子:卍のリーダーのお滝役。代官の桜井主水(森山周一郎)の重い年貢により多くの農民の苦しみを呪い、玄斉(織本順吉)という医者の手助けで卍を指揮していたが、玄斉が代官に通じていることがわかると玄斉により殺された。
森山周一郎:佐和野宿周辺の代官をしていた桜井主水役。農民に重い年貢を課し、私腹を肥やしていた。年に1回は江戸へ行くが最後は江戸へ向かう途中、玄斉と共に卍の生き残りに殺される。
織本順吉:玄斉役。表向きは弱いものを助ける医者だが、裏では卍達に麻薬を作らせ、密かに売っていた。代官とは裏でつながっており、卍の動きを逐一代官に知らせている。最後は代官と共に殺される。

4.あらすじ

丹後、但馬一体の女郎屋と金蔵を襲う黒覆面の卍と言う集団がいた。彼らは次に佐和野宿を襲うとうわさが流れ、役人たちが警戒に当たり、そこの女郎屋も警戒していたが、とうとう卍達にあっさり襲われ、女郎たちが解放される。
その襲われた後に女郎屋に来た左馬之介(夏木陽介)と雷蔵(竜雷太)は卍のの正体を暴くため、早速雷蔵がそのアジトへ乗り込むが捕えられてしまう。そこで雷蔵は卍が女たちの集団であることがわかる。彼女らは普段は農作業(実は麻薬とは彼女らは知らず玄斉(織本順吉)が薬だと偽り、作らせていた)をし、夜になると女郎屋を襲い解放していた。いよいよ卍は彼女らの最大の敵の代官の桜井主水(森山周一郎)を殺すことを決行することになった。そのとき人質の雷蔵は左馬之介に助けられる。そこで雷蔵と左馬之介は卍たちの実情を知り彼女らを助けることになった。
   
農作業をするお葉                はじめは用心棒たちを殺そうとするが・・・

お滝(原良子)の妹は桜井主水に使え、情勢を探っていたが、卍の仲間だとわかり牢に入れられた。それを助けるため、雷蔵が代官所に乗り込んだが失敗する。雷蔵は牢で死に掛けたお滝の妹から桜井主水と卍達が頼りにしていた玄斉が裏でグルだったことを知る。
雷蔵は結局、牢から脱獄できず死刑になるところだったが、左馬之介に助けられ、卍の手助けをするため急行した。そのころ卍たちの一部は代官を襲うため、鉄砲を玄斉から受け取りに行き、黒い棺をもらったが、代官を襲う場所でその棺の中にはお滝の死体が入っていた。はじめは代官の襲撃を失敗するのだが、用心棒の3人が卍の手助けをしたことにより最終的に玄斉と代官は卍達に殺される。
 
代官に最後の抵抗を試みるお葉       代官を殺す前のシーンで

5.その他

・「荒野の用心棒」といえばイタリアで1964年に作られたマカロニ・ウエスタン映画のタイトルだが、なぜかこの時代劇にも同様なタイトルが付けられていた。これは「ウエスタン時代劇」という印象を持たせるためそのようなタイトルになったそうだ。
・1973年の時代劇は視聴率欲しさのため単なるちゃんばらだけでなく、「必殺仕置人」のように念仏の鉄が骨を折るシーンでレントゲンを用いたり、「子連れ狼」の乳母車の仕掛けで派手なアクションをしたりする番組が流行っていた。この番組も同様に派手なアクションで視聴率を稼ごうとした。
・左馬之介(夏木陽介)の持っていたライフルは銃口から火を噴いたり、薬きょうが飛び出したりするようにモデルガンを改造していた。改造には当時で13万円かかり、重さは1.5kgあった。
・主役の3人は高校の先生役で出演している。夏木陽介は青春ドラマの元祖である「青春とは何だ」で主演していたし、竜雷太も「これが青春だ」で主演している。渡哲也も1969年に日活のテレビ映画で先生役をしている。
・竜雷太はこのころ「太陽にほえろ!」でもレギュラー出演していたため、大変な忙しさではなかったか。
・隅田和世はこの後「ダイヤモンド・アイ」に出演するのだが、この番組がきっかけか。
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