牧紀子(NORIKO MAKI)のプロフィール




 


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目次
生い立ち
王貞治選手とのラブレター

松竹時代(1959年〜1964年)
フリー女優としての再帰(1967年〜1973年)
女優引退後
高樹蓉子との共演
         
          
1967年頃の牧紀子(「特別機動捜査隊」で)

生い立ち

 生年月日:1940年3月28日(彼女の高校卒業は1959年3月なのでちょっとおかしいが)
本名は牧野紀子、生まれは満州の新京(現在の長春)で、
戦後すぐに栃木へ移住し、間もなく東京へ移住した。兄弟は妹が一人いた。
小さいころから水泳が好きで、小学校1,2年のころから水泳の選手だった。そのためか背は高い方だった。
中学校より
東京女学館に進学し、高校2年のとき妹に誘われて映画人野球大会(各邦画会社が野球チームを組み、対戦した試合)の見学に行った。その頃の牧紀子は後に「子連れ狼」に主演する中村(萬屋)錦之助のファンで東映の応援席におり、その時に松竹大船の宣伝部の人にスカウトされた。スカウトされた後、松竹の本社で映画主演の話があったが、年齢的な問題により実現せず、スカウトの勧めで高校2年の2月から夜間の松竹音楽舞踊学校へも通った。高校3年になると映画出演の話があったが、高校の許しが得られず実現していない。
彼女の趣味は小学校の高学年より始めたピアノ、手芸それに中学校2年生の時、父親に手ほどきを受けたスキーなどのスポーツだった。学生時代には体育委員長になったくらいのスポーツ好きである。
また、高校時代になりたかった職業はスチュワーデスとのこと。

ちなみに1959年現在、身長は161cm、体重は45kgだった。好きな食べ物は満州にいた影響もあり、冬に食べる中華料理。


王貞治選手とのラブレター
2009年11月7日付の読売新聞の記事で早稲田実業時代の王貞治選手と女優になる前の牧紀子のラブレターのやり取りに関する記事が載っていた。
それによると王選手は牧紀子に恋焦がれており、高校3年間で牧紀子自身、段ボールがいっぱいになるくらいラブレターをもらっていた。そのうち3通が現在も現存している。
彼女自身、現在までラブレターが現存していたこと、王選手が遠征時に見送ったことを考えると、王選手が好きだったのではないか。さらには王選手自身、彼女の家に遊びに行ったことがあるようである。
1960年2月号の『明星』に20歳を迎えたスターの対談で牧紀子と王選手のその他に牧紀子と良く共演した山本豊三、大横綱になる大鵬、日活にいた浅丘ルリ子、清水まゆみ、歌手の古賀さと子が出ていた。そこではさすがに高校時代のラブレターの話は出なかったが、両方お互いに気安く受け答えをしていたところを見ると、さすがに対談以前に付き合っていた印象はぬぐえない。
     
      1960年2月の対談での牧紀子と王貞治

1977年になって牧紀子自身が当時の思い出を快く話したそうである。
そういえば王選手が1977年頃インタビューで、「好きな女優は。」と聞かれると迷いなく微笑みながら「やっぱり松坂慶子さんですね。」と言ったことを思い出すが・・・。
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松竹時代
松竹時代は主に映画の出演が多く、映画作品の一覧を参照。
牧紀子の松竹大船への入社は高校卒業直後の3月だった。入社してすぐに、皇太子御成婚記念映画の「花嫁雲にのる」に出演する。その後、牧紀子はその他の松竹大船の若手女優と共に水着のモデルとして撮影会を行った。
牧紀子が入社ちょっと前の
松竹大船は主役級の若い俳優が少なく、どちらかと言うと中井貴一の父親の佐田啓二、大木実、「助け人走る」に主演する田村高広、渡辺文雄、有馬稲子、岡田茉莉子、小山明子などがスターの座を占め、年輩向けの映画が多く、動脈硬化症状だと各方面から批判された。このため、1959年になると、津川雅彦、桑野みゆき、「ザ・ガードマン」にレギュラー出演する川津祐介、三上真一郎、山本豊三などを主役、準主役に持って、若さを前面に出した映画を集中的に出した(ベテランには不満があったようだが)。さらに映画監督でもヌーベルバーグと呼ばれる大島渚や篠田正浩などが登場したのもこのころである。

この中の一つとして明るい青春喜劇映画「どんといこうぜ」を製作することになり、そこで主役として白羽の矢が立ったのは当時19才だった津川雅彦と牧紀子だった。牧紀子にとってデビュー第2作目で主演した。これは松竹では岸恵子以来だった。選ばれた理由は19才の若さとやはり気品ある顔立ちとハキハキした態度だったようで、松竹にとって相当期待された女優だった。しかしながら彼女自身、映画女優として経験がほとんど無かったせいか何が何だかわからないまま撮影が進んだようである。
   
「どんと行こうぜ」の牧紀子と津川雅彦(左の写真)、
右の写真は「愛に誓いし君なれば」のロケで(左より大木実、牧紀子、小山明子、石浜朗)


3作品目の「愛に誓いし君なれば」でも4人の主役の中に抜擢され、1950年前半から活躍し、高樹蓉子とは「子連れ狼の第二部」で共演した石浜朗の相手役をした。この作品はできるだけロケシーンを多く用いた作品で、撮影も伊勢志摩、北アルプスなどで行われた。特に北アルプスのの撮影は1週間にもおよび、牧紀子自身にとってかなりきつかったようだ。
1960年には映画以外に正月には浅草国際劇場で舞台にも出演していた。しばらく清純派の女優として出演していた牧紀子は篠田正浩の監督第1作目の「恋の片道切符」でストリッパー役で登場し、役の幅を広げていった。
さらに井上靖原作の「白い牙」では五所平之助監督の推薦により主役に抜擢された。れは井上-五所の三部作の一つで他の2作が有馬稲子、山本富士子のベテラン?一流女優が主演していたことを考えると、相当な抜擢だった。このときは大船ではなく京都で撮影され、彼女自身も京都の街の雰囲気、撮影所の雰囲気にご機嫌だったとか。しかし牧紀子自身、豆腐好きだとスタッフに言ったところ、泊っている旅館で毎日豆腐が出るため、さすがに閉口したそうだ。
さらに、「俺たちに太陽はない」では山本豊三とベットシーンを演じた。(松竹を退社した後、日活映画の「女の警察シリーズ」でも小林旭とベットシーンを演じている)このときはベットシーンのやり方を前もって考えていたそうだ。しかし監督から女らしさが無くと注意されたが・・・。
その後も年間10本程度の映画に出演し、多くの作品で重要な役を演じるスターだった。
松竹時代、牧紀子のテレビ出演は1963年3月まであまり無かった。なぜなら、その当時の有名な映画俳優はテレビへの出演が映画会社自体が製作に加わったものを除き許されなかったためだ。本格的に出演したのは1963年3月の「青春の群像」で、その後はNHKの「東京の人」に出演した。(この時期より多くの映画スターが徐々にテレビへ出演するようになる)
1963年になり、テレビ出演や歌手にも興味を示した中で、なぜか1964年1月に結婚して、松竹を退社した。

松竹の専属は約4年間だったが、映画以外にモデルでも多く出ており、海外にも行き、忙しい日々を過ごした。その写真をいかに示す。さらには1963年になるとレコードも出す。
牧紀子自身、学生時代からしていたスキーが俳優時代も好きだったようで、この忙しい俳優生活の中でもあらかじめ計画に入れていたが、女優の仕事が忙しく中々出かけられなかったようだった。
 
東芝の宣伝で1962年、カンボジア、タイ、香港を旅行した。(上の写真2枚とも)

さらには1963年にレコードも出している。これは国立国会図書館に行けば聞くことができる。(下の写真)

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女優としての再帰
1966年になるとテレビ中心に再び女優として復帰した。(テレビの作品一覧は「牧紀子のテレビ出演作品」を参照)
 映画では1967年に東映の「昭和残侠伝 血染の唐獅子」に出演し、その後、日活映画、特に小林旭主演の日活映画「女の警察」、「女の警察国際線待合室」に出演している。特に「ネオン警察 女は夜の匂い」では小林旭と共に主演している。他にも東宝や古巣の松竹映画でも出演している。
テレビではゲスト出演が多くなり、特に「特別機動捜査隊」、「キーハンター」、「
東京バイパス指令」などの刑事ドラマに多く出演している。その中には男を誘惑する美人の悪役を演じることが度々あった。
1973年になると、「ファイヤーマン」、「太陽にほえろ!」、「荒野の用心棒」にゲスト出演し、それ以降女優としての出演は今のところ不明。
テレビ、映画の出演以外にもモデルとして登場することがあった。
 

    「女の警察シリーズ」での牧紀子(上2つ)


「恐怖の劇場」(1972)(左)、「プレイガール」(1971)(右)

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女優引退後
1973年以降、家庭人となったが、1977年に前にも書いたとおり、報知新聞に王選手のラブレターの件で答えたり、着物のモデルとして出られることもあった。2009年11月になり王選手との記事が読売新聞の記事に載り、それにとると亡くなられたとのことである。亡くなられた年月日は今のところ不明。これがほんとの美人薄命とでもいうのか。


高樹蓉子との共演
 今のところ、判っているのは、映画「やくざの渡り鳥 悪党稼業」、「女の警察」、「女の警察 国際線待合室」で共演している。それらの映画では牧紀子は準主役で高樹蓉子は端役だった。
     
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