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       子連れ狼-冥府魔道

目次
「子連れ狼 冥府魔道」とは
隅田和世の役
主な出演者
「子連れ狼 冥府魔道」のあらすじ
その他

             

1.「子連れ狼 冥府魔道」とは

「子連れ狼 冥府魔道」は1973年8月11日から勝プロダクション製作で東宝で放映された映画で、主役の拝一刀には若山富三郎、その子大五郎は富川晶宏が演じていた。大五郎のオーディションでは若山富三郎自らが選任したそうだ。その前までは東宝で子供まんがまつりがあり、「愛の戦士レインボーマン」の13回目の「殺人プロフェッショナル」が放映されていた。映画の子連れ狼については「子連れ狼」で述べているため、ここでは差し控えるが、若山富三郎主演の子連れ狼の映画作品のリストについては以下の通りである。
放映年月日 作品名 備考
1972年1月15日 子を貸し腕貸しつかまつる
1972年4月22日 三途の川の乳母車 八門遁甲の陣」と同じように別式女が8人出てくる。
1972年9月2日 死に風に向う乳母車
1972年12月30日 親の心子の心
1973年8月11日 冥府魔道
1974年4月24日 地獄へ行くぞ!大五郎 山吹まゆみが唯一出演した映画作品ちなみに1シーンのみの出演

なお、冥府魔道とは仏教用語で、地獄のことを言い、魔道とは困難な道を意味する。すなわち子連れ狼親子は拝一刀と大五郎以外の家族が殺されたことにより、悟りの境地に入り、命を投げて敵と戦っているためそう言った。

2.隅田和世の役

「子連れ狼 冥府魔道」の役は黒田藩主だった黒田斉隆(加藤嘉)に溺愛された側室のお妙の方で、斉隆は正室の男子がいるにも関わらず、お妙の方の子供を女の子にも関わらず藩主にしようとした。これに対し不安を持った藩士たちは拝一刀(若山富三郎)に斉隆を殺すよう依頼する。最後は斉隆と一緒にお妙の方も子供も殺されてしまう。正直言って理不尽。これは脚本を改めて欲しかった。お寺にお預けするとか色々な方法があったのでは。(斉隆の側室や子供まで手をかけるのを依頼したのは黒田藩お抱えだった不知火(安田道代)の勧めによる)
                
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3.「子連れ狼 冥府魔道」の主な出演者

祭り編
佐藤友美:早変りのお葉役。女すり師で、大きな祭りに出向いてすりをほくろの留吉と共に働く。
潮健児:ほくろの留吉役。お葉に付き添い、お葉の擦った財布を隠す役目。
山内明:心の字洗蔵役。お葉をなんとか捕まえようとどこまでも追いかける岡っ引き。

黒田藩騒動編
岡田英次:脇田将監役。黒田藩の家老で、表向きは斉隆に従っていたが、裏では黒田家がお取りつぶしになるのではないかと心配し、拝一刀にその解決を依頼する。
安田道代:不知火役。黒田藩おお抱えの女忍者で、斉隆の正室の松丸君に仕えていた。藩の騒動が終わると自殺する。
大滝秀治:慈海和尚役。黒田家の菩提寺である総福寺の住職で、お妙の方の子を跡継ぎとするお墨付きを持っている。領民からは生き仏とあがめられているが、裏では柳生に通じている。
加藤嘉:黒田斉隆役。黒田の藩主だったが藩主の座を側室のお妙の方の子供に譲る。(黒田斉隆は子連れ狼に出てくる実在の人物で、実際は江戸幕府の中枢の入り込もうと画策するが、拝一刀になだめられる)
山城新伍:小石勘兵衛役。5人の藩中の手だれの1人。トリカブトの毒をお茶に入れて拝一刀殺そうとしたが、結局失敗する。
大木実:柳生烈堂役。拝一刀を葬り去ろうとした張本人で、この映画では黒田藩のお墨付きを預かろうとしたが、失敗する。
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4.「子連れ狼 冥府魔道」のあらすじ

この「子連れ狼 冥府魔道」は4つの場面からなる。それは
・5人の黒田藩の手だれによる藩の騒動の解決依頼
・祭りの中での早代わりのお葉の事件と大五郎
・拝一刀によるお墨付きの奪取。
・子連れ狼の黒田藩居城への侵入

5人の黒田藩の手だれによる藩の騒動の解決依頼
黒田藩は側室のお妙の方(隅田和世)が黒田斉隆(加藤嘉)の溺愛を受け、その子が女の子にもかかわらず藩主にした。それを心配した家老の脇田将監(岡田英次)は拝一刀(若山富三郎)にその解決を依頼するため、藩の手だれ5人に100両を持たせ、本当に拝一刀かどうか確認するために襲う。しかし5人とも殺され、死ぬ直前彼等は100両を渡し、藩の事情を話す。これにより拝一刀は黒田藩解決の依頼を引き受ける。まずは慈海和尚(大滝秀治)を殺そうとしたが、悟りを開いた和尚を結局殺せなかった。

祭りの中での早代わりのお葉の事件と大五郎
拝一刀が慈海和尚を殺しに行っているとき、大五郎(富川晶宏)はその近くの夏祭りにいた。そのとき夏祭りの人手で紛れ込みすりを働く2人がいた。それが早代わりのお葉(佐藤友美)とほくろの留吉(潮健児)で、すりはうまく行っていたが、ある侍の財布をすった事がばれ、お葉を追いかけていた心の字洗蔵に追いかけられる。ふとお葉が隠れていたところに大五郎がおり、その財布を大五郎に渡し、お葉は「絶対にだれにも言うんじゃないよ。」といい立ち去った。大五郎は洗蔵に捕まるが、人前でどんなにすかしおどされてもお葉ではないと言い張り、最後にはお葉が洗蔵に自首した。この大五郎の頑固さに洗蔵はびっくりした。

拝一刀によるお墨付きの奪取
拝一刀は慈海和尚のお墨付きを狙うチャンスを伺っていた。和尚の籠が川を渡るとき籠の底を開け、和尚を殺し、お墨付きを盗むことに成功した。お墨付きを入れた経筒は柳生に盗まれるが、その中に入っていたものはお墨付きではなかった。

子連れ狼の黒田藩居城への侵入
子連れ狼は不知火(安田道代)により黒田藩の居城に入った。そこで黒田斉隆にお墨付きを見せるがそれは何も書いていなかった。それによって黒田斉隆は怒り、藩の家来たちが子連れ狼を襲うがうまく行かず、結局黒田斉隆、お妙の方とその子は拝一刀により斬首される。
 
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5.その他

・この頃にはすでにテレビで子連れ狼が始まっていた。その関係からかどうかわからないが、勝プロダクションによる映画はテレビが始まってから2本しか作られていない。
・加藤嘉の相手役というと「高樹蓉子の半生」でも述べたように高樹蓉子が考えられるが、この映画では隅田和世だった。もしかすると高樹蓉子がテレビの子連れ狼に出演していたために出られなかったのか。
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