無頼 殺せ(1969年)
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Introduction
渡哲也の無頼シリーズは1968年1月の「無頼より 大幹部」から3本作られ、「無頼 殺せ(ばらせ)」は無頼シリーズの最終作品となった。この無頼シリーズは原作者で元やくざの藤田五郎の昭和30年代の経験がそのまま描かれた作品で、それが映画化された。これは当然ながらかなり脚色されている。ずーと後になって東映ビデオから無頼シリーズがリメイクされている。

高樹蓉子の出演
高樹蓉子はこの作品でも1か月前の「夜の最前線 女狩り」と同様、ポスター等に「新人」と載った。プレスシートでは「新星、高樹蓉子の抜擢」と書かれ、当時人気があった和田浩治の恋人役になったところを見るとかなりの期待度だったと思われる。高樹蓉子の役は入江崎一家のチンピラ宇野勲(和田浩治)の恋人で、サウナ兼スポーツジムに勤める東谷早苗。映画では3シーンの出演だった。
最初はパチンコ屋でスロットを宇野と楽しんでいたときに五郎(渡哲也)と出会うシーン。

       左より高樹蓉子、和田浩治、渡哲也 

2回目はスポーツジムを兼ねたサウナで、宇野(和田浩治)と楽しんでいたが、関東東友会が会長(須賀不二男)が貸しきると知ると会長を殺そうとしたがついに宇野は殺されてしまう。早苗は愛人宇野が殺されて悲しむ。

  宇野は剣持を殺そうとするが早苗に止められる

3回目の出るシーンには入江崎一家を攻め滅ぼす関東東友会の会長の剣持(須賀不二男)囚われの身になる場面。

主な出演者
渡哲也:藤川五郎役。特にどこの組にも属さない一匹狼のやくざ。力は強いが人情に弱い
松原智恵子:浅野弓子役。普段はデパートのエレベーターガールで、入江崎一家の幹部の守山健(江原真二郎)の妻の美奈子(野添ひとみ)の妹。
江原真二郎:守山健役。入江崎一家の幹部で、組長が刑務所に入った後は組長の代理を務めていた。
野添ひとみ:守山健の妻の美奈子役。浅野弓子の姉でもある。小料理屋「みよしの」を営んでいる。
和田浩治:宇野勲役。入江崎一家のチンピラで、東谷早苗(高樹蓉子)の恋人。早苗の勤めるサウナで関東同友会の会長を殺そうとしたが帰って殺されてしまう。
水島道太郎:松永正光役。川崎を拠点にしていた入江崎一家の組長。
今井健二:平川隆松役。入江崎一家の準幹部。(この人には珍しく悪役ではなかった)
近藤宏:加世田長次役。表向きは入江崎一家の幹部だが、裏では関東同友会とつながっていた。最終的には関東東友会の裏切りにあう。
須賀不二男:剣持儀市役。横須賀を拠点とする関東東友会の会長。
睦五郎:沖津元弘役。関東東友会の会長側近の幹部。
郷えい治:花井鉄次役。関東東友会の準幹部で、入江崎一家の川崎に乗り込み、入江崎一家の奇襲に合い、殺される。藤川五郎(渡哲也)に昔世話になっていた。

「無頼 殺せ」のあらすじ
入江崎一家の組長松永(水島道太郎)らは川崎の天ぷら屋で飲んでいた時にチンピラ数人に襲われた。松永はこれを退けたが懲役7年の実刑が下され、刑務所に入った。これによって喜んだのは関東東友会で、彼らは密かに川崎に支部を立てた。
しばらくして藤川五郎(渡哲也)が川崎に現れた。その時、入江崎一家と関東東友会の争いが起こっていた。彼が一人で飲んでいた時、入江崎一家の幹部が殺される。その死体を入江崎一家に届けたとき、組を仕切っている守山(江原真二郎)と出会う。昔刑務所で藤川と守山は一緒だったせいもあり、守山の家にお世話になることになる。
川崎に関東東友会の支部の建物が出来、それを視察に会長の剣持(須賀不二男)らが来た。帰る途中に剣持はサウナによることになった。そのサウナは東谷早苗(高樹蓉子)が勤めており、宇野勲(和田浩治)がいた。客は関東東友会が来ると、逃げ出してしまった。宇野は関東東友会につかまり、早苗が連れてきた藤川五郎によって宇野は命だけは助けられたが、最終的には剣持を殺すことに失敗し、殺される。これによって入江崎一家は関東東友会の川崎支部をつぶす。しかしそれは関東東友会に入江崎一家をつぶす口実を与えてしまった。入江崎一家は他の親分衆に調停を依頼した。しかし、川崎を欲しい関東東友会は入江崎一家を潰す。守川が殺されると藤川は関東東友会に復讐することを決意し、ゴーゴーバーの地下室でくつろいでいる剣持らは藤川に殺される。

その他
  1. 最後の場面で歌われた「君恋し」だが、この歌自体は戦前に作られたが、現代風に非常にうまくアレンジされ、とても良かった。歌っていたのは麻生レミ。
  2. 江原真二郎にとって初めての日活映画の出演だった。
  3. 野添ひとみも「白い悪魔」(1958年)以来の日活映画の出演となった。
  4. この映画の最後の部分でガラス張りの床の上でミニスカートの女性が踊り、その下でやくざ同士が争うちょっと変わった構図が作られたがどうだったか。

  
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